2021/04/11(日) 23:42


 今週末は、菩提寺の東福院奉賛会総会に出席するとともに、お世話になった方のお通夜に参列いたしました。

 政府は、東京電力福島第1原子力発電所の敷地内にたまるALPS処理水(多核種除去設備等処理水)に関して、海洋放出する方針を決めたとの報道がありました。

 ALPS処理水は、トリチウム以外の多核物質を取り除いたもので、海外では海に放出することが一般的で、国際社会の常識です。
 一方で、地元の皆さまのご理解を得るべく、丁寧に説明し、これまでは貯蔵してきました。
 しかし、2022年秋には、福島県に貯蔵しきれなくなることから、海洋放出の決断が迫られてきました。

 一部の野党やマスコミは、「政府の代替案の検討は不十分」などと無責任なことを言っていますが、あの東日本大震災による福島原発事故以降、増え続ける多核物質を含む水をいかに処理するかは常に大きな課題であり、この10年間検討し続け、政府、東京電力、地元の関係者の皆様は連携しながら、最善の方法を模索し続けてきました。

 ALPS(多核種除去設備)により、トリチウム以外の物質が除去できたことで、海洋放出しても安全な処理水となっています。
 それでも、風評被害が起きることは確実であることから、地元の皆様に配慮し、海洋放出という国際的には一般的な方法ではなく、何か別の方法を模索し続けてきましたが、この方法以外にない、という状況です。

 私は、以前から申し上げてきたとおり、海洋放出をするにあたっては、万全の風評被害対策を行い、国民の理解を深めることで風評被害を減らし、それでも避け得ない風評被害については、国がしっかりと補償などを含めた対策を講じることで、地元関係者の皆様のご理解を得ていくべきです。
 
 ALPS処理水を海洋放出により処理することで、福島原発の廃炉作業は前へと進んでいきます。
 一部の野党やマスコミの、無責任な批判のための批判に振り回されることなく、丁寧に地元の皆様の気持ちに寄り添いながら、政府は今後責任をもって、早急に判断していくものと思います。


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