@ 安心、安全な社会を
国土と国民を守るための安全保障政策に責任を持って取り組み、
世界の平和を守るため、国際社会での義務と責任を果たせる国を目指します。
防災や防犯への備えを万全にし、明日への不安を払拭する取り組みを推進します。
地震、水害など自然災害に強い街づくりを進め、被災者の支援や復興体制を充実します。
健康を育む食に関する不安を払拭するため、速やかな情報伝達や未然の対策などの仕組みづくりを行います。
A 教育再生−美しき家庭を創る
新教育基本法の
「伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する」
「自律の精神を養い、公共の精神を尊ぶ」
ことなどの理念を実現するための改革を進めます。知育・徳育・体育と共に食育・美育が家庭・学校・社会の連携のもとで行える取り組みを進めます。
活力ある経済振興のため、技術、職業教育の充実を進めます。
特に家庭での教育では、しつけや「心の教育」など、小学校入学前までに社会生活の基礎を一通り身につける就学前教育に力を入れます。
そのために、子育て不安を抱える親への支援充実や幼児教育の再編など、家庭教育の充実に向けたシステムづくりをしていきます。
すこやかな子どもの成長を育む美しき家庭づくりに尽力します。
B 努力する人が報われる社会を
経済的格差をなくし、努力する人が報われる社会をつくるため、多様な機会(チャンス)の提供、
失敗しても再チャレンジ可能、勝ち組、負け組を固定化させない仕組みを創ります。
例えば、フリーターの常用雇用化、ニートの自立、パートの待遇改善など経済的困窮からの脱出の支援、
子育て女性の再就職支援、障害者の就労促進など社会的弱者を救済するセーフティーネットを構築します。
そして、誰もが再チャレンジできる活力ある社会を実現します。
農業の再生につとめ、生産地と消費地との連携強化をはかり、食料自給率の向上を進めます。
中小企業の振興や街の活力の原動力である商店街をよみがえらせるために全力を尽くします。
C スリムで効率的な行政を
中央集権の統治システムから地方の自主・自立の営みの総和で国を支えるシステムへの転換を図ります。
国と地方の役割を見直し、地方自治体の権限に見合う税源の配分をするなど、住民に身近な行政に対する地方の自主・自立性を高めます。
道州制議論を活発化し、科学技術の進歩等により時間的、空間的に狭くなった日本の現状に即した21世紀型の自治体の姿を創ります。
国会議員定数を削減し、スリムで効率的な国会運営を目指します。
D 熟年・団塊いきいき社会を
少子高齢化が進むこれからの日本は、社会の第一線で活躍されてきた熟年・団塊世代の方々の力が必要です。
定年後の継続雇用や地域での社会貢献活動など、高齢者が生きがいを持っていきいきと暮らせるよう、熟年・団塊世代の「経験と知恵」を活かすしくみづくりを進めます。
ケアが必要になった方々も安心して暮らせるよう、介護保険を充実させるなど、社会全体で連携し支えるセーフティーネットづくりを推進します。
E 健康・環境を守るために
人間本位の心のかよう医療体制の確立を目指し、統合医療の導入をはじめ、医療制度改革を進めます。
健康寿命を伸ばすことをめざし、食育を充実させ、食生活の改善など生活習慣病対策のしくみをつくります。
環境対策として、国民一人ひとりが地球家族の一員として「地球のためにできること」を認識し、実践できるよう、国と地域、そして人が環境をよくするいとなみに取組む体制を確立します。