2021/01/22(金) 18:29
今日は、参議院本会議が行われ、引き続き、菅総理の施政方針演説に対する各党の代表質問が行われました。
週明けからは、補正予算の審議が始まります。来週中の成立を目指します。
政府は、雇用調整助成金の特例措置について、期間を延長して対応することとし、新型コロナウイルス感染拡大の状況下での、雇用維持のための取り組みの継続を掲げました。
今日の東京都の新規感染者は1,175名でした。1日1日の数字に一喜一憂することは避けねばなりませんが、緊急事態宣言から約2週間、新規感染者の増加傾向に歯止めがかかってきているともいえます。
高止まりしていた感のある新規感染者数ですが、目に見える減少が確認されたのは、国民の皆様が自粛生活を送り、じっと耐えてくださった成果です。
今後とも、「もうひと頑張りだ!」という気持ちを共有し、新生活様式での活動をお願いいたします。
ワクチンは、2月下旬には、医療従事者の接種を開始していくべく作業を進めています。
また、全国民が2回接種するのに必要な、約3.1億回分のワクチンの確保のめども立ちました。
本日、新型コロナウイルス特別措置法改正案などが閣議決定されました。
補正予算成立後の来週の審議入りを目指していきます。
立憲民主党をはじめとする一部の野党は、改正法案に盛り込まれている、入院を拒否する感染者への罰則規定に反対しています。
ほとんどすべての国民は、感染拡大を防止すべく、自粛生活に協力しています。
ごくごく一部の不埒者が、感染拡大を助長しているともいえます。
他国と異なり、憲法に緊急事態条項のない我が国の現行憲法の中で、なんとか「正直者がバカを見る」ことのないように苦心して作った改正案に反対する野党の対応には首をかしげざるを得ません。
罰則は、「正当な事由がなく」入院を拒否する場合に適用されるに過ぎません。
国会での議論を通じ、罰則の必要性を、国民にもご理解いただき、国民の支持を得ていければと思っています。