2022/08/22(月) 17:55
2003年夏の東北高校(宮城)のダルビッシュ有投手も、2009年春の花巻東高校(岩手)菊池雄星投手(現ブルージェイズ)も成し遂げられなかった東北地方初めての甲子園制覇を仙台育英高校が実現しました!
準決勝で江戸川区出身の安田淳平選手のいる福島県代表の聖光学院を破り、東北地方の高校として、歴代13校目となる決勝進出のチームとなった仙台育英高校。
山口県代表の下関国際高校を破っての優勝は、奥羽列藩同盟(東北地方)が長州藩(山口県)を破ったようで、因縁めいたものを感じます。
1915年から107年の歴史を有し、春夏合わせて、198回(夏104回・春94回)の開催を経ての、史上初の東北地方としての初優勝です。
かつて東北と関東の境とされた「白河関跡」。過去に優勝経験がない東北勢の悲願達成を表す「優勝旗の白河の関越え」は仙台育英高校により実現しました。
仙台育英高校が成し遂げた快挙に、東北地方の皆さんはもちろん、日本全国が拍手喝さいのはずです。
今日の産経新聞産経抄では、最近の旧統一教会に関する報道の過熱ぶりに疑問を呈しています。
過去に霊感商法や洗脳による合同結婚式、多額の寄付などで多くの被害者を出した当該団体と政治とは一線に画するべきとした立場を示したうえで、産経新聞はことさらに特定の宗教やこれに関わった人たちを根拠なく糾弾することは憲法20条の定める信教の自由に反すると指摘しています。
ましてや、朝日新聞が全国会議員に向けて行ったアンケートの中にある「問題があると思う議員の行為などの情報があればご記入ください」という問いに及んでは、現代の魔女狩りか、と批判しています。
テレビ・新聞では、報道が過熱するばかりですが、旧統一教会の行為と被害者の救済に資する冷静な議論が求められています。