2020年03月
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2020/03/01(日) 10:29

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 昨日夕方、安倍総理が新型コロナウイルス対策について、国民の皆様に向けて記者会見を行い、改めて様々な対応への理解と協力を求めました(写真上)。

安倍総理記者会見 ← ここをクリック

 改めて、これからの1〜2週間が感染拡大防止の瀬戸際にあることを述べ、学校の臨時休校やスポーツや文化事業などの大型イベントの中止について理解を求めました。

 加えて、感染確認に数時間を要する検査を15分でできるようにする検査キットの開発運用を、3月中に行う旨も述べられました。

 さらに、感染拡大の防止に向け、今年度予算の予備費2700億円余りを活用し、第2弾となる緊急対応策を今後10日程度のうちに、取りまとめる方針を示しました。

 様々な生活物資がスーパーなどの小売店から消えていることについて、マスクについては、緊急増産体制をとり、1月の2倍の6億枚の供給体制を組んでいること、トイレットペーパーなどについてはほぼ全てを国産で賄っており、マスクとは異なり供給体制に問題がないことから、冷静な購買行動を求めました。

 新型コロナウイルスとの厳しい闘いは、政府の力だけで勝ち抜くことはできません。
 国民の皆様に大きなご苦労をおかけすることは断腸の思いです。しかし、国民の命と暮らしを守るための決断をご理解いただき、国民のご協力を安倍総理は深くお願いしました。

 政府と国民とが一丸となってのウイルスとの闘いが続きます。

 人込みを避け、孫と愛犬とともに、河川敷を散歩しました(写真下)。
 この国と子どもたちの未来を守るために、この2週間が重要です。

2020/03/02(月) 23:28

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 今日は、副幹事長として、朝から国会内の幹事長室で国会対応にあたりました。
 昼には、国会対策委員会正副委員長会議に出席しました。

 先週の衆議院での可決により、予算審議の場は参議院へと移り、今日は参議院予算委員会が開かれました(写真上)。

 参議院予算委員会では、新型コロナウイルス対策としての学校の臨時休校などについて議論が行われました。安倍総理は、緊急事態の中での対応に理解を求めるとともに、育児のための親の休業については、年次有給休暇とは別の休暇枠の確保を企業に要請するとともに、育児のために従業員が休んだ場合の企業への休業補償も決めました。
 
 安倍総理は、常に最悪の事態を想定した備えが重要だとして、緊急事態宣言の実施も含めた立法措置を急ぐ考えを示しました。

 党本部においても、新型コロナウイルス肺炎等対策本部が行われ、臨時休校による様々な影響への丁寧な対処を求める議論が行われました(写真下)。

 こうした状況の中で、テレビなどのマスコミでは、国民の不安を煽る議論も横行しています。
 舛添要一氏は、自身が厚生労働大臣だった2009年の新型インフルエンザ流行の際の対応を完璧だったかのように述べたうえで、今回の政府対応を批判しています。

 しかし、当時の新聞報道などを振り返れば、「過剰反応」などとマスコミから袋たたきでした。特に、新型インフルエンザが強毒性ではなく弱毒性と判断された後の対応については強い批判を受けていました。

 また、水際対策の面でいえば、2009年の前年の2008年の訪日外国人客が約835万人であるのに対し、昨年の訪日外国人客は約4倍の3,188万人です。その消費額は、約4.8兆円と言われ、経済に与える影響も桁違いです。

 こうした緊急事態だからこそ、厚生労働大臣まで務めた方ならば、政府対応を誹謗中傷するのではなく、自らの経験や知見の中で、政府をサポートするような発信をして欲しいものです。

2020/03/03(火) 23:41

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 今日は、朝から副幹事長として党役員連絡会に出席し(写真)、その後副幹事長会議に臨みました。

 会議では、新型コロナウイルス対策について政府と一丸となって取り組むことが確認され、ウイルスとの闘いにあらゆる手を尽くしていくことがそれぞれの部署から報告されました。
 また、このタイミングで昨日発射された北朝鮮の飛翔体についてもしっかりと対応していく旨、確認されました。

 夕方には、病院船建造推進議員連盟に出席しました。
 もともと大規模災害時に、治療機能を持った病院船の建造の推進をしてきた議連ですが、今回の新型コロナウイルスの感染、特にクルーズ船事例を受けて、感染症対策にも活用できるように、様々な議論を行いました。
 今回も自衛隊などの類似の艦船による活動があり、大きな力を発揮しましたが、災害時を含め有事に活動する病院船が必要です。

 夜は、国会議員有志との意見交換会に臨みました。

 新型コロナウイルスの影響により、様々な行事・イベントが中止する中でできた寸暇を利用して、録りだめていた映画「阿弥陀堂だより」(監督/脚本:小泉堯史氏・2002年)を視聴しました。

 都会での生活に疲れ、事情を抱えた夫婦が信州に移住して生活する中で、自然や土地の人情・伝統に癒されて、再生していく物語です。
 地方に移住した方がそこに自分の居場所をみつけ生活していく姿は、地方創生の一つの形を示した名作です。
 ぜひ皆さんも視聴してみてください。

2020/03/04(水) 23:46

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 今日は朝から国土交通委員会に出席し、赤羽国土交通大臣から大臣所信を聴取しました。

 午後には、総務委員会理事懇談会が開かれ、3月中に成立させなければいけない法案や議案の取り扱いについて確認がなされ、今後の委員会運営について話し合われました。

 本日、安倍総理は、野党5党の党首と個別に会談を行い、新型コロナウイルスの感染拡大に備え「緊急事態宣言」を可能にする法案の早期成立に協力を呼びかけました(写真)。各会談には、公明党の山口代表や我が党の二階幹事長なども同席しました。

 安倍総理からは、新型インフルエンザ特措法を改正する形での提案がなされましたが、一部の野党からは新型インフルエンザ特措法を改正しなくても適用可能、との指摘がなされましたが、重要なことは新型コロナウイルスとの闘いに勝利することであるとの目的は一致し、概ね法案成立に向けた協力体制が確認される党首会談となりました。

 政府・与党は党首会談で出された野党側の意見も踏まえつつ、法案の作成を進め、来週の法案早期成立を目指していきます。

2020/03/05(木) 23:43

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 今日は、早朝から総務委員会理事会に出席後、引き続き総務委員会に出席しました(写真上)。

 その後、お昼には、所属する清和政策研究会議員総会で、副幹事長として党務報告を行いました(写真中段)。

 午後は、幹事長室で国会対応に臨みました。

 党本部では、岸田政調会長のもと、政調全体会議・新型コロナウイルス等肺炎対策本部合同会議が行われ、昨日与野党で成立に向けて合意された、新型コロナウイルス対策への立法措置について議論が行われました(写真下)。

 最悪の事態を想定して、緊急事態宣言を可能にする立法措置ですが、緊急事態宣言以外にも国民の皆様への要請や指示などについての規定を含んでいます。

 その他、マスクの高額転売対策やより一層の入国制限などについても話し合われました。

 夕方には、政府の対策本部会議で、安倍総理から、中国・韓国全域からの入国者に対し、検疫所長が指定する場所での2週間の待機を要請し、公共交通機関を使用しないことを要請する措置をとることを決定しました。この措置は、3月9日から3月末までの措置となります。

 感染拡大を抑えるためのここ1〜2週間が瀬戸際という観点から、臨時休校やイベント・行事の自粛など国民に大きなご協力をいただくなかで、機動的に水際対策を行ううえでの積極的な措置となりました。

 来月予定されていた中国の習近平国家主席の訪日も中止となり、両国ともに新型コロナウイルスの感染防止に全力で取り組んでいくことが確認されました。


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