2010/03/03(水) 17:18
平成22年度予算案が、昨日、衆議院を通過し、年度内成立が確実となった。
しかし、鳩山首相や小沢幹事長の政治資金疑惑は未解明のままで、更に、北海道教職員組合の不正献金問題では逮捕者がでた。
国債依存体質や重要施策の財源問題などの論議はいっこう深まっていない。
予算案には多くの問題点が指摘されている。
公共事業が2割も削減され、景気が低迷する中、景気回復の施策が全く見えて来ない。 マニフェストに盛りこまれた目玉施策は、軒並み後退したばかりか、その財源は、予算の無駄減らしでは確保出来ず、国債の大量増発に頼らざるを得なくなった。
自民党の「口利き政治」や「利益誘導政治」を厳しく批判してきた民主党は、予算編成過程では、小沢幹事長主導で、都道府県や団体への露骨で強引な利益誘導をした事が明らかなっている。
「夏の頃、やらせてみようと、悔やむ今」