2011/04/03(日) 11:23
2日(土)
岩手県へ災害出動していた自衛隊員が、体調不良を訴えた後亡くなった。
心からご冥福を祈らずにはいられない。
自衛隊は救難・復旧支援と原発の放射能汚染対策のため、自衛隊総数23万人の内、半数近い10万6千人を派遣している。
隊員は、大震災発生から3週間余り、交代で仮眠を取りながら、避難者には温かい食事や入浴を提供し、隊員は乾パンと缶詰で我慢し、シャワーさえままならないなかで任務を続けている。
四千体以上の遺体を収容し、原発での活動や救援物資の輸送など、自衛隊員の肉体的疲労と精神的負担は極限に達している。
「どんなに感謝してもしきれない」
自衛隊を「暴力装置」と言ったり、自衛隊「無用論」を主張した政治家は、今、何を思うのだろうか…
厳しい反省を求めたい。
自衛隊の皆さんは、今日も国の守りや大震災に立ち向かっている。
心から感謝と敬意を捧げたい。
《写真:救援物資を配る自衛隊》