今日から7月だ。
　平和安全法制の円滑な審議のため、安倍総理や党幹部に迷惑をかけないよう、厳しく自戒していかなくてはならない。

　今日は国会に入り各省庁から、様々な案件について説明を受ける。

　夜は、有志議員との懇親会に出席し、意見交換をする。

　各省庁と会議をしている間も様々なお電話が江戸川事務所、国会事務所に数多くかかってくる。
　ありがたいことに、「大西さん、しっかり頑張って」という激励のお電話も多い。

　ある支援者の方からは、「国会議員の地位は自分一人のものではなく、苦楽を共にしてきた支援者や一票を投じた有権者のものでもある。しっかりと議員の職務を全うしてほしい。」というありがたくも温かい叱咤激励をいただいた。

　様々な皆様のお言葉をしっかりと胸に刻み、国会活動にまい進していく。　

　今日は朝から丁寧に地域を回る。

　皆さんのお話を伺い、厳しくも温かい叱咤激励の言葉をいただく。
　40年間余の政治活動の中で、たゆまず続けてきた地域回りだ。
　皆さんのお声が私の原動力であり、原点だ。

　夕方には、江戸川区自動車整備振興会研修会で講演をする（写真）。
　自動車整備振興会は、自民党が野党になった時も変わらず支え続けてくださった団体で、私が浪人時代も支援を続けてくれた。
　今日は、水素自動車や自動運転システムなど自動車技術が発展するなかでの、自動車整備業の進展について講演させていただいた。

　梅雨と台風が重なる可能性があるようだ。
　海抜ゼロメートル地帯の江戸川区は水害に弱い。十分に警戒しなくてはならない。

　地域を回っていると、「テレビで映る顔は怖いけど、実際見ると優しい顔！テレビでも優しい顔をすればいいのに。」と子育て中のお母さんから声をかけられた。

　少子化・核家族化が進むなかで、子育て施策の充実に取り組んできた（写真は、都議会時代に保育園を視察した際の写真）。

　江戸川区議会時代には、0歳児期はぬくもりと愛情あふれる家庭的な環境で育てることが重要であると考え、保育園ではなく、保護者に代わり家庭的な愛情と環境のもとでお預かりする江戸川区独自の「保育ママ制度」を創立した。0歳児の85％が家庭で育てられているというデータがある。
　江戸川区の0〜14歳の年少人口率が23区内でナンバーワンだ。

　都議会議員時代には、平成13年5月に東京都独自の「認証保育所」制度をスタートさせた。
　大都市の特性に着目した都独自の基準による保育所制度で、利用時間など様々なニーズに対応できるよう、民間事業者を含め創意工夫が活かされる制度となっている。
　国には認可保育園制度があるが、カバーしきれないニーズに柔軟に対応する制度だ。

　今年の4月から「子ども・子育て支援新制度」が本格スタートし、認定こども園もスタートしていく。

　区議会議員、都議会議員時代に新しいことを進めようとすると、国の制度の壁にぶつかることが多くあった。
　保育制度もその一つだ。いま、国会議員として、区議、都議の時に感じた制度の矛盾や実情と合わない部分を変えていく努力をしている。

「すべての女性が輝く社会をつくる」という安倍政権の政策の推進にしっかりと取り組んでいく。

　私の政治の原点は、40年余り続けてきた現地現場主義だ。

　今日は朝から地域を回る。

　「テレビで顔を見てるよ！」「マスコミの偏った報道に負けないで！」「大西さんを信じてるよ！」と様々な励ましの声もいただく。

　松江銀座朝顔市に伺う。
　今年で37回目を数える朝顔市は、地域の方々が町おこしのために始めた行事で、夏の訪れを感じさせる行事だ（写真）。

　地域行事は、町会や商店街の皆様を始め多くの方々の努力で成り立っている。地域振興のための活動に感謝だ。

　太田せつ子さんの四十九日法要が営まれ、お悔やみに訪ねる。

　太田せつ子さんは、私の都議会時代に後援会長を務めてくださった故 太田錦吾氏のご夫人だ。
　ご存命の頃には、ご夫婦揃って、私に親身も及ばないお世話をしてくださった。

　お世話になった方々の訃報に接すると在りし日を思い起こす。改めてご冥福を祈る。

　昨日、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決まった。登録が決まる最後まで韓国からの横やりが入ったが、まずは喜ばしい。
　黎明期の日本の産業の様子と急成長に至る当時の方々の知恵と努力をいかに世界に発信し、後世に語り継いでいくかがこれから重要となってくる。

　今日は、江戸川理容組合女性部の皆さんが国会見学に来てくださり、挨拶をする（写真）。
　日頃から支えてくださる皆様に感謝だ。

　続いて、東京土地区画整理事業推進連盟の国土交通大臣要望に向けて、江戸川区から事前説明を受ける。
　東京都土地区画整理事業推進連盟は東京都内の自治体が区画整理事業について、東京都や国と一丸となって、事業を進めるための団体だ。今年度の会長は多田正見区長が務めていらっしゃる。

　江戸川区は、ゼロメートル地帯が多く、区画整理事業も水害対策としての一面をもって進めている。
　これがスーパー堤防事業だ。国・都・区の事業が一体となって、よりよい安心で安全な街づくりを行っている。
　例えば、都立篠崎公園の高台化は大きな課題であり、これを前に進めるには、国・都・区の連携が欠かせない。
　江戸川区のように、川と街との間に余分な土地がない成熟した街では、一般的な堤防では対応が難しい。街全体をかさ上げすることで、水害に対応するスーパー堤防こそが住民の生命・財産を守るための最も有効な手段だ。

　私の政治家としての歩みは、中川（荒川下流）や江戸川との戦いだった。治水は政治の要諦だ。
　災害対策と区画整理事業を同時に行うスーパー堤防事業推進のために、これからもまい進していく。

　夜は有志議員との勉強会に出席する。