2017/05/01(月) 18:31
今日は、憲政記念会館で行われた、新憲法制定議員連盟主催の「新しい憲法を制定する推進大会」に出席しました。
基調講演は、ジャーナリストの櫻井よしこさんが行いました(写真上)。
トランプ政権からのメッセージは、「もう守られるだけではダメだ」と世界の平和のために共に手を携えることを求められていると述べられました。
東儀秀樹氏の雅楽演奏の後の式典では、白寿を迎えられた中曽根康弘 元総理が議員連盟の会長としてご挨拶されました(写真中段)。
年を感じさせない威厳のあるお姿で、史上初めての「国民議論による日本国憲法」の制定を提言されました。
式典には、安倍総理も出席し挨拶をしました(写真下)。
自民党総裁として、与野党が一丸となって国民的議論を想起し、次代に引き継ぐための憲法をつくるための議論をしようと呼びかけました。
憲法施行70周年を迎え、時代に合った形に憲法を変えていく議論をすべきタイミングになっています。
憲法前文や憲法9条が謳う平和憲法の理念は大変素晴らしいものです。
一方で、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」するという日本国憲法が期待する世界は大きく崩れ始めています。もともと日本の平和を維持してきたのは、自衛隊と日米同盟の存在です。この中で、日本政府がしっかりと外交努力をしてきた成果が今の平和な日本です。
いま、北朝鮮の脅威はオバマ政権下の8年間で飛躍的に増強され看過できない状態にあることが確認され始めています。朝日新聞の調査でも、90%以上の人が北朝鮮のミサイルを脅威に思い、日本を取り巻く安全保障環境は厳しくなっていると感じる人が88.5%です。
憲法施行70年を契機にしっかりとした議論が必要です。