2017年09月
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2017/09/01(金) 16:58

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 今日は防災の日です。
 各地で防災訓練が行われましたが、皆さんはいかがでしたか?
 日頃の備えが、災害時に最も大切です。

 昨日のサッカーワールドカップアジア予選で、日本代表はオーストラリアに快勝し、来年夏のワールドカップ ロシア大会出場を決めました(写真)。
 これで、日本は1998年フランス大会以来6大会連続のワールドカップ出場です。
 来年の夏の楽しみが増えました。

 今日の午後、民進党の代表選が行われ、前原誠司 元外務大臣が新代表に決まりました。
 民進党は、代表が決まっても一枚岩になり切れず、ゴタゴタ続きでした。他党のことではありますが、そうしたことを他山の石として、我が党は一枚岩で頑張っていかなくてはいけません。

 外交においては、北朝鮮との緊迫した状態が続き、国内を見れば少子高齢化、社会保障、災害対策、経済など課題は山積しています。
 新代表の前原代表には、ともに国民のため、国益を考えた建設的議論をお願いしたいものです。

 台風が近づいてきています。天気予報などの情報を注視しながら、よい週末をお過ごしください。

2017/09/03(日) 23:09

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 北朝鮮が通算6回目となる核実験を行いました。
 度重なる国連安全保障理事会決議などを無視する行為であり、我が国のみならず世界の安全を考えるうえで見過ごせない行為であり、断固たる決意のもとに非難します。

 北朝鮮の核実験を受け、安倍総理は、アメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領と相次いで電話会談するなど、国際社会と連携して迅速な対応をとっています(写真は会見する安倍総理)。

 今回の核実験に対しては、アメリカのみならず、ロシア、中国も強い警戒感と不信感を北朝鮮に対し示しています。

 今回の核実験は、昨年9月9日に行われた前回の核実験の10倍のもっています。
 北朝鮮の発表によれば、ICBM(大陸間弾道ミサイル)搭載が可能なほどに小型化が進んだとしています。

 我が国のみならず、国際社会全体の平和を脅かす行為に、国際社会と連携して対応していかなくてはなりません。

 眞子(まこ)内親王殿下と小室 圭(こむろ けい)氏との御婚約の御内定が発表されました。
 誠におめでとうございます。
 
 国民の気持ちが明るくなるニュースがあることが喜ばしいことです。

2017/09/04(月) 20:55

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 今日は、党本部で北朝鮮の核実験を受けての北朝鮮核実験・ミサイル対策本部緊急会議が開かれ、核実験の報告と現在の国際社会の動向についての報告がなされました。

 北朝鮮の動向を注視しながら、夏に行けなかった祖父の墓参りに夫婦で福島県只見町に行ってきました(写真)。

 今回の墓参りでは、長岡藩の河井継之助の最期の八十里峠越えと同じ道行きで只見へと入りました。
  
 河井継之助は、幕末に活躍した長岡藩の武士で、先見性を持ち長岡藩の軍制近代化やフランスなどからの新技術の導入に活躍しました。

 幕末の戊辰戦争の折には、旧幕府軍討伐のため北上する新政府軍に対し、「長岡藩はスイスのような武装中立の立場をとる」として両軍に対し中立の姿勢を示したうえで、新政府軍と旧幕府軍の調停をしようと試みましたが、失敗しました。

 河井継之助の胸には、大政奉還までは国家国民のためといえるが、その後の旧幕府軍や会津藩をはじめとする奥州越列藩同盟への攻撃は、私怨や権力闘争のためではないかと新政府軍への強い憤りがあったようです。

 両軍の調停の申し出を断られた河井継之助は八十峠を越えて、会津藩会津若松へ向かいますが、その途上で現在の福島県只見町で最期を迎えました。
 新政府側、旧幕府側、双方が国の行末を想いながら行われた戊辰戦争を想い、祖父の墓参りへと向かいました。

 平成23年の台風・豪雨で不通となったJR只見線は、未だに全線復旧していません。
 私は、赤字ローカル線復旧促進議員連盟での活動を通じ、地域にとって欠かすことのできない公共インフラであるローカル線に公的支援がしやすいよう鉄道軌道整備法改正を求めてきました。
  
 法改正も党内での議論が進み、法案提出・成立まで今一歩のところまで来ました。今度の臨時国会が山場となるでしょう。

 こうした形で、祖父が眠り父の故郷である只見の役に立てることにやりがいを感じる思いです。

2017/09/05(火) 17:31

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 今日は、災害対策特別委員会の閉会中審査に出席しました(写真)。
 この夏は、九州北部豪雨災害をはじめ、日本列島は多くの豪雨・水害に見舞われました。
 昨日も鹿児島県で記録的な豪雨がありました。

 本来日本列島を台風が襲うのはこれからの時期のはずでした。
 近時の豪雨災害を見ると、熱帯を感じるというか日本の気候そのものが変わってきているのではないかと感じる方も多いのではないでしょうか。
 そうした大きな意味での気候変動についてもしっかりと精査したうえで、対策を行っていかなくてはいけません。

 本日の委員会でも、小此木 防災担当大臣(写真下)との真摯な議論が行われました。
 
 お昼には、自民党卸売市場議員連盟 設立総会に出席しました。
 卸売市場に関しては、江戸川区にも葛西市場があり、私にとっても重要な政策テーマの一つです。

 東京のみならず日本の胃袋、そして、心の癒しである花を流通させる卸売市場の課題やこれからの展望について、様々な要望を伺い議論をしました。

 北朝鮮の核実験を受けて、国連安全保障理事会緊急会合が開かれ、新たな制裁決議について議論が始まりました。
 アメリカなどは、最も厳しい形での制裁措置である石油の輸出禁止措置を求めています。
 今後議論が進んでいきますが、北朝鮮のこれ以上の挑発行為をやめさせるために国際社会が一致団結して平和のための大きな決断をしなくてはいけません。

2017/09/06(水) 22:41

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 今日は、硫黄島問題懇話会(逢沢一郎会長)の一員として、硫黄島を視察しました。
 硫黄島には、自衛隊のC−130輸送機(写真上)で向かいました。

 今回の視察では、天山慰霊碑を参拝し、地下壕を視察しました(写真下)。
 過去の視察と比べても、地下壕の深いところまで視察しました。時には四つん這いになりながら進み、やっと開けたところに出るという感じでした。
 硫黄島の暑さに加え、地下壕の中は湿気がこもり、体感では50度〜60度近いのではないかと感じる、サウナの中にいるような暑さでした。

 太平洋戦争における硫黄島の戦いは、守備側の日本軍はほぼ全員の約2万人の戦死者、攻撃側の米軍は、戦死者約6,800名を含む約3万人の戦死傷者を出しました。
 この硫黄島での防衛戦は、アメリカに日本本州上陸作戦を諦めさせる一因になったと言われています。

 この暑さの中、乏しい物資、水すらも満足にない状況下で防空壕を掘り、約40日間の抗戦を続けてきた栗林忠道中将以下英霊たちの皆様に感謝の祈りを捧げました。

 今回の硫黄島視察で強く思ったことが二つあります。
 一つは、未だに戦没者のうち、ご遺骨が収集できたのは約1万柱で、まだ約11,500柱は硫黄島のどこかで人知れず眠っています。
 その多くは、今の硫黄島自衛隊基地の滑走路の下に眠っているものと推測され、滑走路の改修に伴い、何としてでもご遺骨を収集しなくてはいけません。

 もう一つは、戦争は悲惨なものだということです。
 戦争で散った若者の青春を奪い、その家族の人生を大きく変えてしまう戦争を私たちは決して再び起こしてはいけません。
 近時の我が国周辺の緊迫した状況を考える中で、「戦争は悲惨なものだ」という大きな軸を忘れてはいけません。

 栗林忠道中将の孫にあたる新藤義孝 元総務大臣(硫黄島問題懇話会 幹事長)とともに硫黄島を訪れ、ありし日の英霊の方々の犠牲を思いながら、今の我が国の平和を次世代に引き継いでいかなくてはいけないと決意を新たにしました。


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