今日から、予算の審議は参議院へと移りました。
本日、夕方、菅総理は、記者団の取材に応じ、1都3県の緊急事態宣言について、2週間程度の延長が必要なのではないか、という見解を述べました。
今後、専門家の意見を聞きながら、正式に緊急事態宣言の延長について検討していきます。
1日あたりの新規感染者数の減少傾向が鈍化する中で、2週間程度の延長をすることで、医療体制のひっ迫状況を改善し、ワクチンによる集団免疫取得までの間にさらなる感染拡大が起きないところまで、感染者数を減らしていくことが重要です。
ワクチン接種について、江戸川区からの方向性が発表されています。
医療従事者(区内 約21,000人)については、3月上旬以降順次接種が進められていきます。
65歳以上の高齢者(区内 約15万人)については、4月から接種開始、接種券は3月下旬以降発送されます。
20歳から64歳の方々(約42万8千人)については、接種開始時期は未定ですが、接種券は4月下旬以降発送されます。
接種できる場所は、区内指定協力医療機関 約200カ所のほか、大型区民施設など17か所程度を予定しています。
順次更新されていく江戸川区の発表をお待ちください。
江戸川区の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について ← ここをクリック
世界では、ワクチンの奪い合いが行われています。
政府は、海外の製薬会社とギリギリの交渉を行い、契約上国民に必要なワクチンの数を確保していますが、日本に来る時期については予断を許さない状況です。
並行して進めなくてはいけないのは、国産ワクチンの開発です。
大阪のバイオベンチャー企業アンジェスや塩野義製薬は独自のワクチンを開発し、臨床実験を進めています。
製薬大手の武田薬品や第一三共は、海外のワクチンを国内生産し臨床実験を進めています。
年内には、各社のワクチンの実用化が可能になるよう、国も必要なバックアップをしっかりと行っていかなくてはいけません。