2023/03/01(水) 00:01
2月28日 火曜日
本日、令和5年度予算が衆議院本会議で可決されました(写真、写真下は記名投票で賛成票を投じる姿)。
初めて110兆円を超え、過去最大の114兆3,812億円となりました。
5年間で43兆円となる新たな防衛力整備計画の初年度として必要な防衛予算を計上し、物価高騰対策、物価高騰を上回る賃金上昇に向けた支援、そして、子ども・子育て支援の強化を盛り込んだ予算となっています。
本日の衆議院での可決を受けて、予算案は参議院に送付されました。
憲法の規定に基づき、参議院送付後30日で自然成立するため、予算の年度内成立が確定しました。
参議院では、より深い議論と早期成立を目指し、予算審議が続きます。
厚生労働省は、本日、2022年の出生数の速報値を発表しました。
昨年の出生数は、前年比5.1%減の79万9728人でした。80万人割れは比較可能な1899年以降で初めてのことです。
昨年の時点で予想された事態とはいえ、80万人割れは、国の出生数予測より11年も早い減少です。
岸田政権が掲げる異次元の少子化対策を国民にわかりやすく示し、若い世代が経済的不安なく、子どもを作ろうと思う社会をつくる必要があります。
児童手当の倍増による子ども1人3万円支給、所得制限の撤廃などを早期に実現し、高校無償化などの子ども関連政策における所得制限の撤廃も検討していくべきです。
その財源は、当面は子ども国債の発行で賄い、増税には頼らない措置で行うべきです。