2023/06/05(月) 22:12
今日は、衆議院議長公邸で行われた、全米さくらの女王歓迎式典に出席しました(写真)。
1912年に日米友好の印として日本からワシントンD.Cに3,000本の桜が贈られ、その桜が縁となって毎春、ポトマック河畔に美しく咲き誇る桜の下で1週間に亘り「全米さくら祭り」が華やかに開催されます。
全米さくらの女王は、各州から選ばれた桜のプリンセスの頂点に立つ存在で、アメリカでの桜の催し物を盛り上げます。
桜は日米の友好の証として、両国の春を彩ります。
夜は、江戸川区環境衛生協会定期総会懇親会に出席しご挨拶をしました。
環境衛生協会の皆様は、物価高騰に耐えながら、区民の皆さんの健康と衛生的な生活を支えています。
挨拶の中で、先週末の台風2号による線状降水帯がもたらした豪雨についてお話をしました。
幸い、江戸川区では大きな被害がありませんでしたが、江戸川水系の中川は、その上流の埼玉県吉川市で氾濫危険水位まで至りました。
埼玉県越谷市では、24時間で260ミリメートルという観測史上最多の降雨を記録しました。
埼玉県春日部市にある、首都圏外郭放水路には、約904万立方メートルの雨水が流入し、江戸川の流量を減らしてくれました。
この東京ドーム約7杯分以上の水が、仮に江戸川へと流れていれば、下流の江戸川区も水害に見舞われていたことでしょう。
川全体に対して治水対策を行う流域治水が功を奏していると言えます。
この首都圏外郭放水路は、私が都議に初当選した平成5年(1993年)に着工し、平成15年(2003年)頃から供用開始となりました。
私は、区議、都議、衆議院議員というそれぞれの立場で、治水事業の充実に取り組んできました。
治水は1日にしてならず、長年の取り組みが江戸川区の安全安心を築き上げています。